モジュール詳細:マルコフのジュークボックス

マルコフに著作権の概念はありません。ご自由にお使いください。

このモジュールには2つのサイクルするディスプレーと、送信ボタン、鍵盤が含まれる。

モジュールを解除するには、正しいコード進行をディスプレーに入力して送信した後、鍵盤で正しいメロディを入力する。

間違ったコードを送信するか、間違ったメロディを入力すると、ミスが記録されモジュールがリセットする。

シード値の決定

  • シリアルナンバーの英字を全てアルファベットでの位置(A=1、B=2、...、Z=26)を10で割ったあまりに変換し、6桁の数字を得る。バッテリーの個数+ポートの個数+シリアルナンバーの英字の数を計算し、これを10で割ったあまりを6桁の数字の最後に付け足して7桁の数字を得る。これをシード値と呼ぶ。
  • 以下のステップで「シード値の次の値」を参照する場合、最後に利用した桁の数字の次の桁の数字を利用する。これが最初に参照された場合と、最後に利用した桁の数字がシード値の最下位である場合は、シード値の最上桁を参照する。

コード進行の決定

  • コード進行は4つのコードからなる。
  • 次ページのテーブルにおいて、列をシード値の次の値、段を一つ前に決定したコードを利用して次のコードを決定する。これが最初のコードである場合、「C」の段を利用する。
  • 決定した4つのコードを逆順にモジュールに入力する。左のディスプレーをコードの最初の英字(これをコードのルート音とする)に合わせ、右のディスプレーをそれ以降の英数字(これをコードのクオリティーとする)に合わせる。送信ボタンを押すと、選択したコードが送信される。

メロディの決定

  • メロディはそれぞれのコードにつき4ノート、合計16ノートで構成される。
  • 送信した最後のコードのクオリティーを利用して、利用するテーブルを決定する。そのテーブルの列をシード値の次の値、段を一つ前に決定したノートを利用して次のノートを決定する。これが最初のノートである場合、「C」を表す段を利用する。
  • 数字は現在利用しているコードのルート音との相対的な距離(単位は半音)を表している(例: ルート音がFの場合、「+2」のノートはGを表す)。対象の段が存在しない場合、次のノートはルート音となる。
  • 4つのノートが決定したら、送信した順で前のコードを利用してこれを繰り返す。
  • 決定したメロディーを鍵盤を利用して逆順にモジュールに入力する。ノートと鍵盤の関係は「鍵盤とノートの関係」を参照する

コードの決定

 0123456789
CG7GFFmAm
DmAm7AmCEmG
Dm7Am7AmCEmDm7G
EmGAmAm7F
E7FEm
FCAmEmAm7Em7GB♭
FmFGAmB♭
GG7DmDm7FC
G7Dm7DmGFC
AmGE7EmC
Am7GE7AmEm
B♭CAm

メロディーの決定

クオリティーなし

 0123456789
0+2+11+4+7
+20+4+7+5
+4+70+2+5
+5+7+40
+70+4+5+9
+9+7+110+4
+110+9

m

 0123456789
+0+3+2+7+10
+2+0+3+7
+3+0+7+5+2
+5+7+3+0
+7+0+3+5+8
+8+7+0+10+4+5
+10+0+8

7

 0123456789
+0+2+10+4+7
+2+0+4+7+5+10
+4+7+0+2+5
+5+7+4+0
+7+0+4+9+5+10
+9+7+10+0
+10+0+9

m7

 0123456789
+0+3+10+2+7
+2+0+3+7
+3+0+7+5+2
+5+7+3+0
+7+3+8+0+5
+8+7+10+0+4+5
+10+0+8

鍵盤とノートの関係